■立向時盤の局数一覧表
奇門遁甲立向盤の時盤局数表になります。立向時盤の局数は10刻(20時間)1局となり、陰局と陽局が存在します。立向時盤の局数は、奇門遁甲24節気の上元の初日にあたる日(甲日 己日)の甲子時より考慮します。冬至から芒種までが陽局となり、夏至から大雪までが陰局となります。局数は奇門遁甲24節気により異なるのが特徴です。
奇門遁甲立向時盤で使用する局数の一覧表になります。 奇門遁甲では局数の算出表が非常に大事になり、流派により様々な考え方が存在しています。 ここでの立向時盤は、「10刻1局 陰局 陽局」での算出になります。 奇門遁甲立向時盤は、奇門遁甲24節気の各節気の上元にあたる日(甲日 己日)の甲子時より切り替わります。 稀に閏が発生しますが閏期間の気は不安定になるため、使用しない方が適切な対応になります。 閏が発生するのは、夏至の符頭日から当時の符頭日までが195日間になる場合になります。 閏が発生する場合には、「閏大雪」とし、「大雪」の15日間(三元)を繰り返します。 時盤の局数は、奇門遁甲24節気が基準になるため、どの年でも考え方は同じになります。
■立向時盤の局数一覧表 一覧
奇門遁甲 24節気 | 三元 | 甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉 |
甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未 |
甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳 |
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑 壬寅 癸卯 |
甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子 癸丑 |
甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥 |
冬至 | 上元 中元 下元 |
1 7 4 | 2 8 5 | 3 9 6 |
4 1 7 | 5 2 8 | 6 3 9 |
小寒 | 上元 中元 下元 |
2 8 5 | 3 9 6 | 4 1 7 |
5 2 8 | 6 3 9 | 7 4 1 |
大寒 | 上元 中元 下元 |
3 9 6 | 4 1 7 | 5 2 8 |
6 3 9 | 7 4 1 | 8 5 2 |
立春 | 上元 中元 下元 |
8 5 2 | 9 6 3 | 1 7 4 |
2 8 5 | 3 9 6 | 4 1 7 |
雨水 | 上元 中元 下元 |
9 6 3 | 1 7 4 | 2 8 5 |
3 9 6 | 4 1 7 | 5 2 8 |
啓蟄 | 上元 中元 下元 |
1 7 4 | 2 8 5 | 3 9 6 |
4 1 7 | 5 2 8 | 6 3 9 |
春分 | 上元 中元 下元 |
3 9 6 | 4 1 7 | 5 2 8 |
6 3 9 | 7 4 1 | 8 5 2 |
清明 | 上元 中元 下元 |
4 1 7 | 5 2 8 | 6 3 9 |
7 4 1 | 8 5 2 | 9 6 3 |
穀雨 | 上元 中元 下元 |
5 2 8 | 6 3 9 | 7 4 1 |
8 5 2 | 9 6 3 | 1 7 4 |
立夏 | 上元 中元 下元 |
4 1 7 | 5 2 8 | 6 3 9 |
7 4 1 | 8 5 2 | 9 6 3 |
小満 | 上元 中元 下元 |
5 2 8 | 6 3 9 | 7 4 1 |
8 5 2 | 9 6 3 | 1 7 4 |
芒種 | 上元 中元 下元 |
6 3 9 | 7 4 1 | 8 5 2 |
9 6 3 | 1 7 4 | 2 8 5 |
奇門遁甲 24節気 | 三元 | 甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉 |
甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未 |
甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳 |
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑 壬寅 癸卯 |
甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子 癸丑 |
甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥 |
奇門遁甲 24節気 | 三元 | 甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉 |
甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未 |
甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳 |
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑 壬寅 癸卯 |
甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子 癸丑 |
甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥 |
夏至 | 上元 中元 下元 |
9 3 6 | 8 2 5 | 7 1 4 |
6 9 3 | 5 8 2 | 4 7 1 |
小暑 | 上元 中元 下元 |
8 2 5 | 7 1 4 | 6 9 3 |
5 8 2 | 4 7 1 | 3 6 9 |
大暑 | 上元 中元 下元 |
7 1 4 | 6 9 3 | 5 8 2 |
4 7 1 | 3 6 9 | 2 5 8 |
立秋 | 上元 中元 下元 |
2 5 8 | 1 4 7 | 9 3 6 |
8 2 5 | 7 1 4 | 6 9 3 |
処暑 | 上元 中元 下元 |
1 4 7 | 9 3 6 | 8 2 5 |
7 1 4 | 6 9 3 | 5 8 2 |
白露 | 上元 中元 下元 |
9 3 6 | 8 2 5 | 7 1 4 |
6 9 3 | 5 8 2 | 4 7 1 |
秋分 | 上元 中元 下元 |
7 1 4 | 6 9 3 | 5 8 2 |
4 7 1 | 3 6 9 | 2 5 8 |
寒露 | 上元 中元 下元 |
6 9 3 | 5 8 2 | 4 7 1 |
3 6 9 | 2 5 8 | 1 4 7 |
霜降 | 上元 中元 下元 |
5 8 2 | 4 7 1 | 3 6 9 |
2 5 8 | 1 4 7 | 9 3 6 |
立冬 | 上元 中元 下元 |
6 9 3 | 5 8 2 | 4 7 1 |
3 6 9 | 2 5 8 | 1 4 7 |
小雪 | 上元 中元 下元 |
5 8 2 | 4 7 1 | 3 6 9 |
2 5 8 | 1 4 7 | 9 3 6 |
大雪 | 上元 中元 下元 |
4 7 1 | 3 6 9 | 2 5 8 |
1 4 7 | 9 3 6 | 8 2 5 |
奇門遁甲 24節気 | 三元 | 甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉 |
甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未 |
甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳 |
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑 壬寅 癸卯 |
甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子 癸丑 |
甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥 |
■立向時盤の局数の補足事項
ここでの奇門遁甲立向時盤では、10刻1局法を採用しています。 また、奇門遁甲立向時盤は陰局と陰局から成り、局数の推移は独特で、奇門遁甲二十四節気と3元、時干支によって変わります。 時盤は12刻の各刻(奇数時~奇数時までの2時間)が有効になりますが、自然時には非常に注意する必要があります。 この刻が変わる奇数時前後の気は不安定になるため、使用しないのが基本になります。 閏が発生する例外も存在しますが、その期間中は気が不安定になるため注意も必要になります。
奇門遁甲24節気の1元は5日で、3元(上元 中元 下元)で15日になり、甲日と己日が奇門遁甲24節気の初日にあたります。 この初日の0時(甲子の刻)が起点になり、その24節気に合せて局数が巡ることになります。 10刻(20時間)で1局になるため、少々複雑な過程になりますが、一覧表と奇門遁甲歴を併用すれば算出しやすくなります。 奇門遁甲24節気では1節気が15日(180刻 360時間)となります。 奇門遁甲24節気の冬至~芒種までが陽局になり、夏至~大雪までが陰局になります。 日盤と同じように、奇門遁甲24節気は360日周期になるため、数年に1度、冬至前か夏至前に閏が発生することがあります。 この場合は最後の奇門遁甲24節気にあたる、大雪か芒種が閏になり「閏の大雪」「閏の芒種」として繰り返すことになります。
時盤 | 注意事項 |
局数 | 10刻1局 陽局 陰局 |
範囲 | 奇数時~奇数時 自然時間に注意 |
起点 | 奇門遁甲24節気初日(甲 己)の甲子時 |
順序 | 奇門遁甲24節気に合わせて推移 ※特殊 |
例外 | 大雪 芒種で閏が発生する場合 |