■奇門遁甲の座山盤とは
奇門遁甲座山盤とは、基準となる土地に対して8方位から巡り訪れる気の良し悪しを判断することができる遁甲盤になります。 基準になる土地に対して、8方位から訪れてくる気が良いのか悪いのかを判断することができます。 良い方位から訪れるものは大事にし、悪い方位から訪れるものには近寄らないのが基本になります。 また、良い方位の土地を動かし気を高めることが大事になり、悪い方位の土地には触れないというのが大事になります。
奇門遁甲座山年盤では、巨大建造物の建設をする際に、どの方位から気を入れるのか、どの方位の土地を動かすのかが良いのかを判断することができます。 月盤では、住居の建築や月をまたぐような改築をする際に活用することが出います。 日盤では、日をまたぐような改築や造園作業などをする際に、土地の中心から8方位に巡る気の吉凶を判断することができます。 時盤では、普段の生活における人の出入りや造園作業の良し悪し、奇門遁甲造作法をする際に、どの方位で行うのかなどを判断することができます。
座山盤 | 使用内容 |
年盤 | 主に巨大建造物を建設する際に、「機材 資材 人材」を取り入れるのが良いのかを判断。 |
月盤 | 主に住居の建築や月をまたぐような改築をする際に、気を取り入れる方位の良し悪しを判断。 |
日盤 | 主に日をまたぐような改築や造園を行う際に、気を動かす方位の良し悪しを判断。 |
時盤 | 主に刻をまたぐような改築や造園を行う際に気を動かす方位の吉凶を判断。造作法をする際に活用する。 |
■奇門遁甲の座山年盤
奇門遁甲の座山年盤では、主に巨大建造物の建設の際に、基準となる土地に対しての8方位から巡る気の吉凶を判断する際に活用していきます。 数年に及ぶような巨大建造物を建設する際に、どの方位から機材や資材、人材を入れるのかを考慮する際に活用します。 良い方位から気を取り入れることができれば、吉意を得て運気を上昇させることができます。 悪い方位から気を取り入れてしまうと、凶意を得てしまい、運気を下降させてしまうことになります。 基準となる土地の風水の良し悪しも非常に重要になりますが、実際には奇門遁甲座山年盤はあまり活用することがありません。
■奇門遁甲の座山月盤
奇門遁甲座山月盤では、主に家屋の建造や月をまたぐような大きな改築をする際に、基準となる土地に対して8方位から巡り気の吉凶を判断する際に活用します。 住居の建築では、数ヶ月に及ぶ行程になり、土地を動かすことにもなるため、座山月盤の概念が大事になります。 基準となる土地の中心から、8方位の吉凶を判断し、どの方位の気を動かすのかを考慮していきます。 近隣住宅や道路などの工事において、月をまたぐような大きな工事になる際には、この座山月盤の概念が重要になります。 吉方位の土地や気が動く際には、吉意を得て運気を上昇させることができます。 凶方位の土地や気が動く際には、凶意を得てしまい運気が下降してしまうことにもなります。
■奇門遁甲の座山日盤
奇門遁甲座山日盤では、主に日をまたぐような改築や造園を行う際に、基準となる土地に対して、8方位から巡り来る気の吉凶を判断する際に活用します。 改築や造園をする際に、土地を動かす場合には、基準となる土地の中心点からの8方位を考慮し良い土地を動かすのが大事になります。 良い方位の地を動かす際には良い気を得る事ができ、運勢を上昇させることができます。 悪い方位の地を動かす際には悪い気を得てしまい、運勢を下降させてしまうことになります。 住居に隣接する土地や道路での工事がある際には、この座山盤の土地が動くことにより現れる気を受ける可能性があるため注意が必要になります。
■奇門遁甲の座山時盤
奇門遁甲座山時盤では、主に刻をまたぐような簡単な改築や造園作業を行う際に、基準となる土地に対して8方位から巡る気の吉凶を判断する際に活用します。 改築や造園を行う際に、土地を動かす際には、その土地の中心点からの8方位の吉凶を考慮することが大事になります。 良い方位の土地を動かすことで、良い気を得ることができ、運勢を上昇させることができます 悪い方位の土地を動かしてしまうことで、悪い気を得てしまい、運勢が下降してしまうことになります。 周囲の土地や道路の工事が行われ、土地が動く際には十分注意が必要になります。 奇門遁甲の造作法を行う際には、座山時盤が非常に重要な要素になります。