■奇門遁甲による開運散歩
奇門遁甲の立向時盤を普段の生活に活用し、普段の行動から開運していくというのがここでの開運法になります。 特に普段から散歩や運動などをしている際には、出発する時間の立向時盤に合わせて方位を決定し、散歩や運動に出かけて行きます。 この際にパワースポットを目標に異動していくことが良いので、自宅から8方位のパワースポットを事前に調べておくことが大事になります。 基本は神社やお寺などで、気の良い場所を選定しますが、住む場所により、気の強い山や滝などの場所を目的地に設定するのも効果的になります。 日によって立向時盤は様々な方位が吉方位になるため、その立向時盤に合わせて行動することが大事になります。
散歩や運動以外にも、買い物や遊びに出掛ける際にも、奇門遁甲立向時盤を活用して方位や目的地を設定することもできます。 この際、大吉方位が常に巡るわけではないため、大吉ではなくとも、凶にならない方位を選んで行動することが大事にあります。 普段から地道に開運効果を得ていくことで、開運体質に改善していくこともできますし、運を呼び込むことができるようになります。 気の流れに触れることや、体で感じることにより、運という目に見えないものを掴めるような基盤づくりをするのがこの開運術になります。
奇門遁甲の立向時盤は、他の遁甲盤と同じように8方位が等分の45度になります。 その方位の境目は気が不安定になるため、目的地の設定には適さず、出来るだけ方位の中心を目的地に設定することが理想になります。 理想的な移動距離は5~10km以上になりますが、現実的に実行できる距離でも問題はありません。 大事なのは遁甲盤で示された吉方位に出かけることと、その方位の土地に巡る気に触れてくることになります。 土地の気に触れる方法が、湧き水などに触れることであり、パワースポットなどの気を得る事になります。
奇門遁甲の立向時盤の考え方では、現地に1刻以上滞在することなども大事なりますが、その土地の気を得る事ができれば、滞在時間は無理のない範囲で問題ありません。 奇門遁甲の立向時盤の吉方位に向かって出発し、その方位の土地の気を得て帰宅するというような習慣を付けることの方が大事になります。 実際にはあまり距離が遠くなく、時間が短すぎると、座山時盤の影響が出てくることやm効果が得られないことなどがあるので注意も必要です。 最低限の目安としては、吉方位に滞在する時間(散歩や運動をしている時間を含む)は1時間以上で、距離は3km以上を目安にすれば良いでしょう。
奇門遁甲の立向時盤は、持続時間が60刻(5日間)となるのが基本になり、永続するわけではありません。 しかし、普段の生活で常に奇門遁甲の立向時盤で吉意を得続けていければ、様々な好機を得ることができます。 また、上記にもあるように開運体質にしていくことで、良い情報や出会いを得られる機会が増えることにもなります。 毎日のような生活習慣の中に、奇門遁甲による方位取りなどを取り入れていくことで、生活の運質が大きく向上していくことにもなるでしょう。
奇門遁甲による開運散歩

各条件 | 考え方や内容 |
行動内容 | 散歩 運動 買い物 遊び |
必須内容 | 吉方位の土地の気を得ること |
立向時盤 | 1刻単位(奇数時~奇数時) |
注意事項 | 刻の変わり目は気が混沌とするため使用しない |
滞在時間 | 吉方位に1時間(理想は2時間)以上滞在する |
持続時間 | 行動時(応期)から60刻間(5日間) |
■開運散歩による開運法
奇門遁甲では、土地の気の吉凶を判断する占術であり、基準となる場所からの8方位の地に巡る気の良し悪しを判断することができます。 開運散歩による開運法では、普段の散歩や運動、買い物や遊びに出掛ける際に、基準となる土地(主に自宅)からの八方位の吉凶を算出して吉方位に出かけることが大事になりまし。 普段から散歩や運動をしている際には、その目的地を奇門遁甲の立向時盤を元に、その都度設定していくことで開運するというのがここでの開運法になります。 出掛けようとしている時刻の立向時盤から、吉方位を目的地にするのが大事であり、凶方位を目的地にするを避けるのが基本になります。 大吉方位が巡る際には積極的に活用し、滞在時間などを長くすることや、距離を遠くすることで効率的に気を得るというのが大事でもあります。 出発する時間をずらして大吉方位になる立向時盤を活用するというのも大事になります。
普段の行動で吉意を得るというのも大事な開運法になりますが、迷った際の指針とするのも奇門遁甲の活用法になります。 普段の散歩や運動、買い物や遊びという要素に、開運という要素を加算して、より充実した内容にするのがここでの目的になります。 奇門遁甲盤では、吉意が強くなる格局という概念などもあり、目的に合わせて方位や遁甲盤を使い分けるというのも活用法の一つになります。 立向地盤では、大吉方位が巡るのが月に数日ありますが、時間帯が深夜などになる事もあり、使い勝手が悪い盤もあります。 現実の生活時間帯や、無理なく行動できる時間帯に活用することも大事になります。
奇門遁甲の立向時盤では、出掛けた方位の土地の気を得るのが大事になりますが、夜の時間帯などは、負の気がただ良いこともあるので注意が必要になります。 神社やお寺をお参りする際には、基本は日の出~日の入りまでの時間帯が必須になります。 また、出来れば午前中の方が気が良いとされ、日の入り前でも夕刻には避ける方が良いとされます。(奇門遁甲に限らず) 神社やお寺をお参りする際には、それぞれのしきたりを大事にし、お賽銭などを落として足跡を残すことが大事になります。 大吉方位ではなくとも、中吉でも小吉でも問題は無く、普段から定期的に続けていくことが大事になるのが立向時盤の活用法になります。
奇門遁甲の吉格局の基本は「飛鳥跌穴 神遁 天遁 人遁 地遁 丁奇 丙奇 乙奇 玉女守門」の格局になります。 それぞれの格局には意味合いがあり、その意味合いに合わせた運気が得られると考えるのが奇門遁甲の吉方位取りになります。 その時に必要な気を得る旅行を企画するのも良く、そうでなくとも吉方位への旅行をすることで運を得やすい運質に変えることができます。 目的を明確にし、奇門遁甲の開運法で必要な運気を向上させるというのは、奇門遁甲の開運旅行の開運法になります。
開運散歩による開運法

格局 | 簡単な内容 |
飛鳥跌穴 | 棚ぼた的な幸運 人との出会い運 女神に出会う 総合運 |
青龍返首 | 地位と名声の上昇 好機到来 物事は順調に進展する 総合運 |
神遁 | 神のお告げ 人生や目的への助言を得る 総合運 |
天遁 | 開運全般 好機と評価を得る 目上からの助力を得る |
人遁 | 人間関係が向上する 出会いや良縁の機会を得る |
地遁 | 努力が報われる 正当な評価を得る 安定した環境を得る |
丁奇 | 必要な情報を得る 学力の向上と試験運 知力の上昇 |
丙奇 | 財運と出世運の獲得 金銭運や向上心の上昇 |
乙奇 | 恋愛や結婚運の上昇 出会いや男女関係の上昇 人間関係の和合 |
玉女守門 | 金銭運の上昇 恋愛運や結婚運の獲得 玉の輿に縁がある |
■開運散歩時の注意事項
奇門遁甲立向時盤を活用し、開運散歩をする開運術には注意事項があります。 奇門遁甲を活用する際には、全ての盤に共通するのが方位の概念の注意事項になります。 ここでの奇門遁甲は、磁北を基準にする8方位であり、各方位が等分の45度になります。 地図上の方位と磁石を基準とする方位にはずれが生じるために注意が必要になります。 基本は球面三角法での方位判断が大事になり、方位の境目は気が不安定になるため、正確な方位を算出する必要があります。
また、時間の概念も重要になり、基準となる土地の自然時間を基準とするのが大事な点になります。 自然時とは、その土地においての太陽の位置で決められる時間であり、日本では東経135度の兵庫県明石市が日本標準時となります。 日本標準時は世界標準時を9時間進めた時間になります。 この東経135度から、東に1度ずれると+4分され、西に1度ずれると-4分されます。 経度0度の基準となるグリニッジ天文台から、東に135度ずれている日本の兵庫県明石市が135度x4分の+9時間になるという考え方になります。 東東京では、概ね日本標準時に+19分されるという考え方になります。 時盤は1刻2時間を基準にしているため、この自然時が非常に大事になり、場所によって同じ日本標準時でも考慮する時盤が異なるという事もあります。 時盤では、自然時の概念もありますが、刻が変わる時間帯は気が不安定になるため注意が必要になります。
立向時盤では、他の盤と同じように、移動する距離なども大事な点になります。 移動距離があまりに短いと、座山盤の効果が出てくることもあるので注意してください。 効果が出てくるのが3kmほど離れてからになり、基本は5km~10kmを目安にすることがお勧めです。 この距離や時間、方位などの概念や考え方は、奇門遁甲の流派により異なることもあるため、それぞれの流派での考え方を重視するようにしてください。
奇門遁甲は土地の気の吉凶を判断するすべでもあるため、効果を得るには土地の気に触れることが必要になります。 立向盤を活用して、ただその方位に行くだけでは得られる効果も少なく、その土地の気を取り入れることが大事になります。 その土地に湧く気や水を得る事や、その土地の食材を食すことなどが大事いなります。
開運散歩時の注意事項

要素 | 内容 |
方位 | 磁北を基準にする八方位 各45度 |
方位 | 方位の境目は避ける できるだけ方位の中心に寄せる |
時の概念 | 1刻2時間 奇数時~奇数時 |
時の概念 | 刻の変わり目は気が混沌とするため使用しない |
土地の気 | 神社 寺 山 滝 パワースポット |
滞在時間 | 1刻以上推奨(最低1時間以上) ※流派により異なる |
移動距離 | 5km以上推奨(最低3km以上) ※流派により異なる |