きつねの奇門遁甲
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    その道の先に

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    何があるのだろう

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    それは開運への扉

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    それは天からの啓示

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    願いは叶う

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    そしてひとつ上の世界へ…

奇門遁甲 > 象意と格局 > 天干癸儀と各地干
 

■象意と格局 目次


■奇門遁甲の天地干 天干「癸儀」

奇門遁甲における癸儀の象意は、「悩みと逃避の発生 不安と不安の到来 不明瞭な状況と悩みの発生 過去と物事の清算」などになります。 癸儀の考え方は、悩み事や不安が募ること、状況が不明瞭になり答えが出なくなってしまうこと、出口の無い迷路に迷い込んでしまうことなどを表します。 基本は悪い意味を持つことになりますが、構成する天地干や八門との関係を考慮していくことが大事になります。 また、癸の状態としては、小さな水や雲、雨雲がどんよりと広がり雨が降る状態を表します。


天干癸と地干甲の関係は「楊柳甘露」と称し、大樹に恵みの雨が降る状態を表しています。 象意としては、思わぬ手助けが得られることを表し、悩んでいた問題が解決する後押しを得ること、必要としているものが手に入ることなどを表します。 行き詰っていた状況にも思わぬ手助けや後押しが得られて前進出来ること、問題が解決されて道が開けること、後押しを得て大きく成長できることなどを表します。 仕事では周囲の手助けを得て結果を出せること、恋愛では思わぬ所から出会いがあること、後押しを得て上手く行くことなどを表します。


天干癸と地干乙の関係は「梨花春雨」と称し、春の大雨に花が散る状態を表しています。 象意としては、異性関係に問題が生じることを表し、一時の感情から大事なものを失うこと、浮気心が芽生えて信頼を失うことなどを表します。 欲情が芽生えてしまい道を踏み外して信頼を失ってしまうこと、男女関係や夫婦関係が破綻して離別に至ること、大事なものを失ってしまうことなどを表します。 仕事では一時の感情に流され周囲からの信頼を失うこと、恋愛では大きな問題が浮上して関係が破綻すること、欲情に負けてしまうことなどを表します。


天干癸と地干丙の関係は「華蓋孛師」と称し、夕立に雨雲が立ち込める状態を表しています。 象意としては、突然の変化の到来を表し、立場がある人には更なる躍進の知らせが届くこと、恵みの雨が降り平穏な環境になることなどを表します。 乾ききった大地に恵みの雨の予兆が到来すること、これまで悩んでいたもの対して解決策が見いだせ安心すること、立場がある人には朗報が舞い込むことなどを表します。 仕事では問題が解消されて好転する兆しが訪れること、恋愛では好機の到来が期待できること、潤いが訪れる予兆があることなどを表します。


天干癸と地干丁の関係は「騰蛇妖矯」と称し、雨が焚き火を消してしまう状態を表しています。 象意としては、問題が生じて立ち行かなくなることを表し、周囲との争い事や訴訟問題が発生すること、文書面での問題が露呈することなどを表します。 これまで順調に進んでいた物事に対して障害が発生すること、周囲との対立から事態は悪化していくこと、火災などの災難が突如として舞い込むことなどを表します。 仕事では問題が発生して事態が悪化すること、恋愛では相手や周囲との対立から関係に亀裂が生じること、文書面での問題が発生することなどを表します。


天干癸と地干戊の関係は「天乙会合」と称し、山に雨が降り注ぐ状態を表しています。 象意としては、良い機を得て潤うことを表し、周囲からの協力により金銭的に潤うこと、第三者の協力を得て幸せが訪れることなどを表します。 進めている物事に対して協力を得て成功していくこと、周辺環境の後押しから物質面でも精神面でも満たされること、第三者が鍵となり成功していくことなどを表します。 仕事では好機を得て成功することや利益が拡大すること、恋愛では第三者の協力により幸せが訪れること、周辺環境が後押ししてくれることなどを表します。


天干癸と地干己の関係は「華蓋地戸」と称し、田畑に雨が降り注ぐ状態を表しています。 象意としては、雨が降り地盤が揺るぐことを表し、周辺環境との折り合いがつかなくなること、人との縁が薄れて離れて行くことなどを表します。 問題が生じることなどで安定していた環境が不安定になること、人間関係での問題が浮上して周囲と疎遠になること、人材に恵まれずに孤軍奮闘することなどを表します。 仕事では問題から立ち場が不安定になること、恋愛では相手との縁が薄れて離れること、感情や価値観の折り合いがつかなくなることなどを表します。


天干癸と地干庚の関係は「反吟浸白」と称し、雨で金属が腐食する状態を表しています。 象意としては、問題を起こして泥沼化することを表し、環境に恵まれずに能力が錆び付くこと、安易な道を選んで没落していくことなどを表します。 問題が多い劣悪な環境の中で性格が歪むこと、人の道を踏み外すような行動や発言に及ぶこと、法を犯すような行為に巻き込まれてしまうことなどを表します。 仕事では劣悪な環境の中で腐敗してしまうこと、恋愛では情に溺れて問題のある関係に陥ってしまうこと、人の道を踏み外してしまうことなどを表します。


天干癸と地干辛の関係は「陽衰陰盛」と称し、雨が宝石を洗い流す状態を表しています。 象意としては、問題や核心部が露呈することを表し、問題や悩みはより大きなものになること、良いことは去り悪いことが訪れることなどを表します。 問題や病はより大きなものになり事態は泥沼化すること、人との争い事などでは敗北に至ること、悪いことばかりが立て続けに訪れてくることなどを表します。 仕事では問題が露呈し状況は泥沼化すること、恋愛では相手の気持ちが去り距離が離れること、他人に大事なものを奪われることなどを表します。


天干癸と地干壬の関係は「冲天奔地」と称し、雨が川に降り水かさが増す状態を表しています。 象意としては、自体が悪化して切迫した状態になることを表し、結果を焦って大問題に発展すること、大事な判断を誤ってしまうことなどを表します。 状況判断を迫られることで冷静さを欠き失敗してしまうこと、道の選択を誤り後悔する道に進んでしまうこと、大事にしていたものを失い路頭に迷うことなどを表します。 仕事では焦った判断で大きな問題が生じてしまうこと、恋愛では相手選びを間違えて結果的に破局すること、後悔する道に自ら進んでしまうことなどを表します。


天干癸と地干癸の関係は「伏吟天羅」と称し、大雨が延々と降り続く状態を表しています。 象意としては、自体は悪化し続けることを表し、悪いことに悪いことが重なること、事の顛末は悲しく涙を流すことなどを表します。 問題に問題が重なり収拾がつかない事態に陥ること、問題はより大きくなり病はより重篤になること、何をしても解決できない事態に陥ることなどを表します。 仕事では不祥事が重なることで収拾がつけられなくなること、恋愛では悩みばかりで悲しい思いをすること、結果として悲しい結末に至ることなどを表します。


▼天干癸儀と各地干の名称と象意
天干地干名称
→ 状態の説明
→ 象意の解説

天干:癸地干:甲楊柳甘露
大樹に恵みの雨が降る
思わぬ助けを借り、悩みが解消される。流れに背中を押され一歩前に踏み出せる。手助けがあり大きく成長できる。

天干:癸地干:乙梨花春雨
春の大雨に花が散る
男女関係に問題が生じる。愛情と信頼は損なわれ、離別に至る。夫婦関係に亀裂が生じる。色情問題にも要注意。

天干:癸地干:丙華蓋孛師
夕方に雨雲が立ち込める
地位がある人には朗報が舞い込む。立場は安定され、更なる出世や事業拡大の期待も。万人に平穏な環境が訪れる。

天干:癸地干:丁騰蛇妖矯
雨が焚き火を消してしまう
文書面での問題が発生。思い違いや見込み違いなど。争い事や訴訟問題に発展することも。火災には注意すること。

天干:癸地干:戊天乙会合
山に雨が降り注ぐ
援助が期待でき金銭的に潤う。縁談や紹介の期待大。増財や結婚の鍵は第三者が握る。人との良縁が広がり始める。

天干:癸地干:己華蓋地戸
田畑に雨が降り注ぐ
人との縁が不安定になる。人との繋がりが絶たれ、音信不通に。男女関係に問題が生じる。人との縁が薄れ始める。

天干:癸地干:庚反吟浸白
雨で金属が腐食する
考え方や性格が歪む。道を踏み外す行動や発言に至る。法律や道徳に反する行いも。安易な道を選んで欲に溺れる。

天干:癸地干:辛陽衰陰盛
雨が宝石を洗い流す
悩みはより大きなものに。病気は大病に至り命を落とす危険も。良い事は去り、悪い事が訪れる。訴訟では破れる。

天干:癸地干:壬冲天奔地
雨が川に降り水かさが増す
事を焦り、決断を誤り大失敗する。選択肢を見誤り、大事なものを失う。結婚も離婚に至り、再婚をすることに。

天干:癸地干:癸伏吟天羅
大雨が延々と降り続く
悪いことに悪い事が重なる。問題はより大きなものになる。病気は悪化し死に至る危険も。事の結末は失望ばかり。

■天干地干の組合せ象意解説詳細


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